血液検査 注射血液検査の項目の中にある「MCH」。

MCHの数値が、基準値よりも高いという結果が出た場合、どんな意味があるのでしょう。

またどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

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MCHとは?

血液検査では、体の中のたくさんのことを調べることができるようになりました。

血液検査の中には、、赤血球や白血球、血小板のの数を、一般的には調べます。

貧血のタイプを判断するための項目には、MCV・MCH・MCHCの3つの項目があります。

それぞれの数値を見ることで、貧血のタイプが判断できます。

MCHとは、血液検査でわかる、赤血球一個あたりに含まれる、ヘモグロビンの量を示す単位です。

「平均赤血球血色素量」と呼ばれています。

ヘモグロビンは、酸素と結合して、体の中の隅々まで酸素を届ける役割を持っています。

MCHの数値の出し方は、赤血球1個に含まれるヘモグロビンの量となりますので、「ヘモグロビン量÷赤血球数=MCH」という計算式になります。

MCHの基準値は、26~35pgとなります。

検査する施設や、年齢、性別によって、基準値は多少誤差があります。

 

MCHの数値からわかることは?/

MCHの数値が低い場合は、ヘモグロビンの量が足りず、体への酸素の提供がうまく行かなくなる。

酸素が足りないと、動悸や息切れなどが起こり、貧血になる・・・ということが理解できます。

では、MCHの数値が高い場合には、どんな意味があるのでしょう。

基準よりも高い場合でも、低い場合と同じく、貧血が疑われます。

貧血には様々な種類があり、基準よりも高くても、低くても、良くないということです。

血液検査の場合は、MCHの数値だけを見て判断することが難しく、

MCV(赤血球1個あたりの体積を表す値)

MCHC(赤血球中のモグロビン濃度を表す値)

MCH、MCV、MCHCの3つを合わせたものは、赤血球恒数と呼ばれます。これらを照らし合わせて判断します。

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MCHの数値が高い場合は?

MCHの数値が、基準値よりも高い場合に疑われる病気は、こんなものがあります。
  • 葉酸欠乏症貧血(血液中のビタミンB9(葉酸)が欠乏するためにおこる貧血)
  • 多血症(赤血球が増加し、血が多くなってしまう)
  • 大球性貧血(ビタミンB12、葉酸が欠乏するためにおこる貧血)
  • 溶血性貧血(赤血球が壊れてしまうためにおこる貧血)
逆に基準より低い場合は、
  • 鉄欠乏性貧血
  • 巨赤芽球性貧血
  • 体のどこかから出血をしていることから起こる出血性貧血
が疑われます。

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