血液検査の中に、「MCH」という記号が出てきます。

これは、赤血球1個あたりの平均ヘモグロビン量を表します。

注射

ほかにもMCV、MCHCというような記号もでてきます。

これらの数値を見ると、血液の異常や貧血の原因などがわかるのです。

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血液検査のMCHとは?MCHが高いとどうなる?MCHが低いとどうなる?

MCHとは、血液の中の、ヘモグロビンの量となります。

ヘモグロビンは、赤血球の中にあり、酸素と結合して血液を通じて全身へと酸素を
運ぶという、重要な働きをしています。

MCHの基準値は、28~32pgで正常な基準値となります。

28pg以下になると低色素性と呼ばれます。

基準より高い場合は、葉酸欠乏症貧血、ビタミンB12欠乏症貧血が疑われます。

基準より低い場合は、鉄欠乏性貧血、慢性的な出血による貧血が疑われます。

MCH、MCV(赤血球の大きさ)、
MCHC(赤血球中のモグロビン濃度)とあわせて数値をみることで、
貧血の種類を判断する助けとなります。


これらの数値が基準値内であっても、再生不良性貧血、溶血性貧血が疑われることがあります。

疑われる場合は、RET(網赤血球値)を調べます。

RETの数値が高い場合は、溶血性貧血の場合が多くなります。

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MCV MCHCの基準値からわかることは?

MCVの基準値は、80~98fℓとなります。

基準値よりも小さい場合(80fℓ以下の場合)
鉄欠乏性貧血、サラセミア、鉄芽球性貧血が疑われます。

80-100fℓ 正球症(正常値)ではありますが、
溶血性貧血、急性貧血、再生不良性貧血が起こっていることがあります。

100fℓ以上の場合は、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血が疑われます。

MCHCの基準値は、30~36%で正常(正色素性)。

31%以下の場合は、低色素性となります。

 

MCHが基準値が範囲外の場合の対策は?

MCHの検査結果が、基準値よりも高すぎたり、低すぎたりする場合は、疾患が隠れていることがあります。

基準値よりも高すぎる場合には、二次性多血症、ストレス多血症、真性多血症。

基準値よりも低すぎる場合には、腎性貧血、出血性貧血、巨赤芽球性貧血、自己免疫性溶血性貧血が
隠れていることがあります。

貧血には様々な種類があります。

他の病気を引き起こす可能性もあるので、きちんと検査をして適切な治療を受けましょう。

ヘモグロビンの量が少ないということは、体内に酸素が行き渡らなくなります。

そのため、めまい、息切れ、立ちくらみなど症状が起こってきます。

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