平成12年に施行された「ストーカー規正法」。重大な事件に発展する前に、未然に防ぐための法律ですが、従来の法では取り締まれない事例も、出てきました。

 

警察庁国家公安委員会
ストーカー規正法と、平成25年に新たに追加された項目についてまとめてみました。

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ストーカー行為とは?

ストーカー行為とは、ある人に恋愛感情を抱いたけれども、その相手が自分を受け入れてくれなかったにも関わらず、執拗につきまとったり、嫌がらせをしたりする行為のことです。

 

受け入れてくれなかった、相手への怨みといった感情から起こるものです。つきまとう行為でも、物を返してほしいとか、別の目的がある場合は、ストーカー行為とはなりません。

 

ストーカー規正法の内容とは?

普通でしたら、相手が受け入れてくれなかった場合、しばらくは相手を追いかけますが、時間とともに気持ちが落ち着いてきます。ですが、いつまでも執拗に相手を追いかけたり、過剰な執着、度を越した行為に及ぶと、法律にかかってくることになります。

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ストーカー規正法で禁止されている行為とは

  • 付きまとったり、待ち伏せをしたり、家におしかけたり、監視をしていることで、精神的に相手を怖がらせる。
  • しつこく交際を迫ったり、会ってくれと懇願する。または電話を何度もしたり、FAXなどをしつこく送る。
  • 暴力を振るったり、乱暴な行いで相手を怖がらせる。
  • 嫌がらせ行為(動物の死骸を送ったり、相手の名誉を傷つけたり等)をする。本人だけでなく、家族や周りの親しい人にされた場合にも規制の対象となります。
平成12年に施行されたストーカー規正法に加え、平成25年には、メールを送ることも追加されました。何度もしつこくメールを送ることについても、規制の対象になることになりました。

 

また、被害者が警察に届け出ていたのにも関わらず、証拠がないことや、対応する機関との連携がとれず、結局殺人に発展してしまうケースがありました。改正法では、禁止命令や警告ができる機関を拡大しました。

 

どのような場合ストーカー規制法違反になるの?

別れた恋人のことをなかなかあきらめられず、つい追いかけてしまったり、やり直したいと、何度も懇願してしまったり。

 

どこまでか法律にかかるのか、かからないのか、規制法があるので、加減を知っていたほうがよさそうです。

 

数回電話をしただけでも、相手が不快に思ったり、迷惑と感じて、警察に相談した場合は、ストーカーの可能性ありと警告されます。

 

恋を失ったときは、精神的ダメージも大きく、なかなか正気で物事を判断する力も弱くなっているでしょう。ですが、その気のない相手に、ずっとつきまとっていると、ストーカーのレッテルを貼られる可能性もあるということです。

 

一度警告をされた後にも、行為を続け、再度訴えられたときには、各都道府県の公安委員会から、禁止命令が文書で出されます。それでも、続ける場合には、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられることになります。

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