風邪でもないのに、声がかすれてしまったり、かすれ声がずっと続く場合は、何か病気のサインかもしれません。
声のかすれ以外にも、のどに違和感や詰まった感じがしたら、ストレスが原因かもしれません。
声がかすれる原因となる病気について、まとめてみました。
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声がかすれる原因は?
声は、喉の奥の声帯が、開いたり閉じたりすることででます。
普段呼吸をしている時は、声帯は開いていますが、声を出すときには声帯が閉じます。
声帯を震わせることで、声を発することができるようになっています。
この声帯がきちんと開閉しないと、声がうまくでなくなり、声がかすれたり、詰まったりすると言う事が出てきます。
風邪をひいた時、声がかすれたり、ガラガラ声になるのは、この声帯がウィルス等により炎症がおこってしまうからです。
風邪の他に、喉を使いすぎたときに、声が枯れることがあります。
運動会の応援で、大声を出した後、声が枯れてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
風邪の場合は、炎症がおさまれば声ももどります。
喉を使いすぎた時は、しばらく安静にして喉をやすめていると、元にもどります。
しばらく休んでも、声がれが治らないという場合は、声帯にポリープができていることがあります。
これは喉をよく使う仕事のひとに起こりやすい病気です。
タバコの吸い過ぎや、お酒ののみすぎでも、声がかすれてしまうことがあります。
他にも甲状腺や胃の病気、加齢が原因で声がかすれることがあります。
喉頭がんの場合にも、声のかすれが長く続くことがあります。
ストレスで声が出なくなるという話は、聞いたことがあるかもしれません。
ストレスによって、声がかれてしまうこともあります。
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声がかすれる原因はストレスも
ストレスが原因で、声がかすれてしまうこともあります。
これは、声帯を開閉する筋肉が、うまく動かなくなるため、声のかすれが起こってしまうからです。
声帯を開閉する筋肉は、反回神経(はんかいしんけい)から、開閉の指示をだしています。
この反回神経が、ストレスにより、うまく作動しなくなり、声帯の開閉に支障がおこると、声のかすれが起こってきます。
声がかすれる時の対策は
声がかすれた時の対策としては、まず喉をあまり使わないようにする。大きな声を出したり、喋りすぎたりせず、喉を休ませましょう。
喉が乾燥していると、声が出しにくくなりますので、水分をこまめに取り、喉を潤してあげるようにします。
マスクなども喉を保護するのに、役立ちます。
タバコやお酒は控えるようにしましょう。
それでもかすれ声が良くならず、1か月以上も続く場合は、病院で原因を調べてもらいましょう。
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