かかとが乾燥して固く、がさがさが気になる。
クリームなどで保湿をしても、なかなか良くならないし、何だか皮がポロポロ剥がれて、むけて来たりする・・・。
それはもしかすると、「かかと水虫」かもしれません!
水虫=かゆいものと思いがちですが、かかとにおこる水虫は、かゆみを感じないものもあるのです。
かかと水虫かどうかは、こんな風に見分けます。
スポンサーリンク
かかと水虫の見分け方は?ガサガサかかととの違いは?
水虫といえば、足の指の間にできて、痒くて、ジュクジュクしたものを想像する方が多いと思います。
でも、水虫の中にも、いくつか種類がありまして、かかとを中心に菌が広がる「角質増殖型水虫」というものがあります。
これは、かかとの皮膚が固くなり、ひび割れや赤ぎれのようになります。
普通の乾燥によるかかとのガサガサと、素人では見分けがつきにくいのです。
角質ケアを一生懸命しても、いつまでもキレイにならないと、悩んでいる人がいたら、一度皮膚科で見てもらってはどうでしょう。
かかと水虫かどうかは、水虫菌(白癬菌)がいるかどうかを、調べてもらうことでわかります。
自己判断で、水虫かどうか見分けるのはちょっと難しいのですが、かかとのひび割れなどの他に
- 皮がポロポロとむけてくる。
- ちょっと変なにおいがする気がする。
と言う場合は、疑ってみても良いかもしれません。
水虫菌はカビ菌なので、皮膚がポロポロと剥けて、床に落ちます。
その落ちた皮などからも、他人に菌が感染します。
そのため、早めの治療が必要になります。
スポンサーリンク
市販薬では完治できない?
水虫に感染してしまうと、完治するまでは最低でも3ヶ月、進行してしまったものだと6ヶ月もの期間がかかります。
途中で治療をやめてしまうと、死滅していない菌がまたしつこく出てきてしまうので、根気良く続けましょう。
市販薬では完治ができないといわれるのは、すぐに治らないので、その効果がわかりにくいこと。
また間違った治療法を行っている場合は、いつまでたっても治らない場合があるからです。
また薬をやめるタイミングの見極めも、素人には難しいということもあるでしょう。
正しく治療をすれば、市販薬でも完治は可能です。
ただし、自己判断でおこなうことで、薬の副作用などのリスクがないとは言い切れません。
皮膚科に受診するタイミングは?
市販薬でも良いものがたくさん出ていますが、続けても効果を感じられないという場合は、やはり皮膚科へ。
進行の度合いによっては、塗り薬だけでは直せないという場合もあります。
菌を殺す飲み薬なども、数ヶ月飲み続ける必要があります。
水虫治療は、ちょっと通院するのも恥ずかしいものですが、やはり病院から適切な薬をもらったほうが、治療の近道と言えます。
スポンサーリンク